このところ、「Big Boss 新庄監督」の登場で野球界のみならず、世の中に新風を吹き込んでくれているように思います。
「誰もやったことのないことをやりたい」「常識とは違う目線でものを見る」「それぞれの選手の持ち味・個性を大切にする」「当たり前は面白くない」。。。。そんな言葉の数々を連発するなかでも
私が注目している彼の「本質的な真面目さ」を感じる側面があります。
「重要な局面で緊張しませんか」という趣旨の質問をされたときに、
「全然緊張なんてしたことがありません」 「なぜなら、その場面でちゃんと結果が出るように、そのずっと前から結果を出すための周到な準備をして、今目の前にある状況はすべて想定済みだから、どんなことが起こっても対処できることを自分自身がわかっているから」だと。
このような発言にこそ、彼が監督としてきっと何かを成し遂げてくれるのではないかという期待感の根本があるのだろうと感じます。
「結果」というものは、偶然から生まれるものではなく、
「結果への切望・覚悟」から始まり、「結果を出すための手段や方法を試行錯誤」し、「実際にそれを行い」「修正や調整を行い」周到な事前準備を万全にした上にも、偶発的な変化までも想定して本番に臨むという「執念」や「こだわり」までも含めたものが前提となって初めて生まれるものだと思います。
ゴルフでの「ホールインワン」もまた同様ですね。
神業のようなことも、ちゃんとホールインする目的意識と行動を意図的にするからこそできている「必然」なのであって、「偶然」とはかけ離れた実力そのものですね。
こうした「準備周到な段取りをして意図的に目的達成をする」という意志を持った行動を子供時代から繰り返し実践していけば、きっと力強く、頼もしい存在となって人生を歩いて行ってくれることでしょう。
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